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2009年11月に滋賀県大津市坂本の西教寺と京阪電車坂本駅で同時開催した展覧会で「坂本の町を坂本菊の黄色で染めよう!」というkikka projectを行いました。

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m−fat(守山野外美術展事務局/当時)が手がけた大津市坂本の西教寺での展覧会「お寺deアートin西教寺」と、参加した「京阪電車石坂線みんなで文化祭」において、坂本の町でしか生産できない「坂本菊」をモチーフに作品制作、展開しました。

坂本菊(写真左上)の歴史は古く、鎌倉時代に後鳥羽上皇がその美しさに感動し、皇室の紋として使いはじめたのが菊花紋章のルーツという説があるほど。一見小さな野菊ですが、筒状の花びらが折り重なる様は贅沢なフリルのようでとても愛らしい姿をしています。坂本以外の土地では根付かないというところもシンボリックです。
この花は食用としても古くから愛されてきましたが、今では西教寺の名物である菊料理用に栽培されるのを残すのみとなりました。

このように由緒のある坂本菊を、この花が満開になるこの季節に町中にちりばめたい。
そうしてこの町の誇りである坂本菊を再認識し、外から来る人が坂本菊を知る キッカ ケになってほしい、というコンセプト「kikka project」と名付け、坂本菊をパターン化したものを各所に展開しました。



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京阪石坂線みんなで文化祭 坂本駅での展示(タペストリー,7m×1.2m)




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お寺deアートin西教寺 西教寺 宗祖大師殿での展示(紙)





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さらに坂本菊と一体感を感じるために、坂本菊をかたどった顔出し看板を作成しました。
名付けて「さかもときっかちゃん」。
来場者に装着してもらう参加型作品です。坂本菊から顔を出すと自然に笑顔に!


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たくさんのきっかちゃんに出会え、とても嬉しかったです!ご協力ありがとうございました。

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